1歳半頃にはおさまると言われる夜泣きですが、2歳過ぎて急に再開した、どうしたの?と心配になることありませんか?
我が家は3歳半まで夜泣きをしていましたが、たまに落ち着いてはまた再開しということが良くありました。そして最近になってその一因に成長痛があったことがわかりました。
今回は、成長痛で夜泣きすることがあるのかについてまとめます。
1.夜泣きの一因は成長痛だった!?
1-1.成長痛とは?
まず、よく聞く言葉ではありますが、成長痛とはなんでしょうか。
「幼児期~思春期における子どもの足の痛みの総称」を成長痛と言うそうです。こう聞くと広すぎてよく分からなくなりますね。症状や起きる時期について詳しく説明します。
成長痛の症状
- 夕方~夜や朝方に痛みを訴える(膝が多い)
- ずっと痛い訳ではなく、月1~2回、週1~2回など不定期に痛む
- 痛みの程度は様々で、泣くほど痛がることもある
- 遊んでいる時や学校、幼稚園は、痛みの訴えが少なく、生活に支障はない
- 痛い部位に腫れや押すと痛みを感じる、関節が動かしにくいなど炎症症状はない
- レントゲンを撮っても、特に異常が見当たらない
- さすってあげる、触ってあげると痛みが消えることがあり、翌朝にはまったく痛みは訴えない。
これらの状態が、2週間~1ヶ月ほど続いている場合は、成長痛が考えられるようです。
成長痛が置きやすい時期
3歳から12歳頃に多く見られる。特に3~5歳は一次成長痛と言われ、痛がることが多いようです。
夜泣きは、生後半年~1歳半頃までによく見れれるものですが、長い子だと3歳すぎまで夜泣きをする子はいるので、夜泣きかなと思っていたら成長痛だったというのはある事だと思います。
特に、夜泣きがおさまっていたのに急に再開した、足を痛がっているとすれば、成長痛の可能性が高いですね。
3歳以降であれば、言葉で教えてくれるので対処しやすいですよね。
2.成長痛の原因とは?
成長痛の原因は、骨が伸びるに伴っての痛みだと何となく思っていたのですが、どうやら違うようです。はっきりした原因はまだわかっておらず、ストレスと言われる場合もあるようです。
こちらのサイトではこのように言われています。
昔は成長痛なとどといわれていましたが、骨の成長速度が関節等に負担がかかるほどの高速なわけではありません。
一日に5㎜・1㎝と成長するのであればあり得る話ですが、一日にそんなに骨が伸びたら、みんなウルトラマンのような身長になってしまいます。では、なぜこのような事が起きるのでしょう。
現在では『終糸緊張症候群』という病気が原因と考えられています。脊髄(せきずい)神経は腰から下の方で急に細くヒモ状なります。これが『終糸』と呼ばれる脊髄神経の最終部分で、脊髄神経を係留するように尾骨に付いています。
脊髄神経系の未発達があった場合に『終糸』が過緊張を起こし、脊髄神経を引っ張ってしまう事があります。このストレスによって神経症状が発症します。
この病気の特徴は、
- 夜は痛むけど、朝には元気になる
- 落ち着きが無い
- 体が硬い
- 夜尿症が治りにくい
などがあるようです。病気とは言われますが、特に治療が必要な訳ではなく、成長にしたがって症状は消えるようです。
体が大きくなろうとする時に、神経を引っ張ってしまうなんて、痛くなるのもありそうだなと思いました。
3.成長痛の対処法
続いては対処法です!
- 痛がっているところをさする、マッサージをする
- 親子でのスキンシップをする
- お風呂やホットタオルなどで温める
- 湿布を貼る
これらの対処法が挙げられていました。
痛み止めの飲み薬や座薬はあまり必要がなく、さすっているうちにおさまることが多いようです。
逆に、これらの事をしてもおさまらない場合は、何らかの病気が隠れている可能性が高いので、受診することをおすすめします。
4.まとめ
今回は、夜泣きの一因に成長痛があるとお話でした。我が家の長男は現在5歳で、おさまっていた夜泣きですが、最近時々泣き叫んで起きてくることがあります。
足痛い、手が痛いとよく泣くのですが、手は痺れただけの事が多く、足は成長痛だろうなと思っています。かなり激しく泣くので、最初は何事だ?とびっくりしていましたが、摩っているうちにおさまってくるのかまた寝てくれるので、さするのは本当に効くんだなと思います。
成長痛による夜泣きは長くは続かないので、寝不足になるのはしんどいですが、成長してきたんだねと見守りたいですね。
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