自己肯定感を高めるノートの書き方とは?

自己肯定感を高めたいなぁと思っている人は少なくないと思います。でも、新しいことを始めるのはしんどいし、そもそも何から始めればいいのか…と悩む人もいますよね。

そこで今回は、私がうつ病からなんとか快復するためにやってきた方法をご紹介したいと思います。

1.自己肯定感を高めるノートの書き方とは?

1-1.1日の終わりに、3つ褒め言葉を書く褒め日記

寝る前の数分を使って、その日の中で3つ自分にかける褒め言葉を書いていました。

ここで、褒め言葉って何を褒めればいいの?と思いませんか?私は最初途方に暮れました…

なぜならその時はうつ病の真っ只中。一日中寝ているしか出来なくて、出来ていると思えることが何も無く、何を書いていいやらさっぱりわかりませんでした。

そんな時大事にしていた3つのポイントがあります。

それは、

  1. 人と比べないこと
  2. 出来て当たり前のハードルを下げること
  3. 出来たところにだけ注目すること

の3つです。

1つずつ説明します。

人と比べない

自己肯定感が低い人は、常に人と比べられてきた人が多いと思うんですよね。そして自分自身でもついつい人と自分を比べて、「私なんてまだまだ」とか「あの人に比べたら全然頑張れてない」などと落ち込みやすいです。

なのでここでは、人と比べず、比べるなら過去(昨日や1週間前1年前)の自分と比べるようにしていました。

そう考えた時見えてきたのは、こんなに死にたくなるくらいしんどいのに、今日も24時間死なずに生きていたんだという事実。

だから、私が褒め療法を始めて、1番最初にノートに書いた褒め言葉は、「今日もよく生きられたね」でした。

ここからでも始められるので、あまり難しく考えずに、まずは1週間、書いて見てほしいなと思います。

できて当たり前のハードルを下げる

自己肯定感の低い人の特徴として、自分に厳しいことがあります。だから褒め言葉と聞くと、人より優れているところや、完璧に出来たことしかダメなんじゃないかと思いがちです。

そうすると全く浮かんでこないと思うのですが、出来て当たり前だと思うハードルを下げる必要があります。

またこのハードルは、その時によって変わります。具合の悪い日や調子のいい日、忙しい日やそうでも無い日、色々ありますよね。今日の自分にはこのくらいかなと思うハードルを気持ち低めに考えてみるといいと思います。

出来たことにだけ注目する

これも前述した、自分に厳しいからこそ、常に自分の至らないところや出来ていないところを探すのが癖になっている人が多いと思います。

褒め言葉を探そうと思うと、無意識のうちに自分のダメなところばかりを考えてしまいがちですが、そんな時はあえて出来たことにだけ注目することがとても大事でした。

2.なぜ書くことで自己肯定感が高まるのか?

そんな簡単なことで、本当に自己肯定感が高まるのか?と思う人もきっといると思います。私の場合ではありますが、書いてみての変化を挙げてみます。

  • 「何をやってもダメダメで生きている価値のない自分」と思い込んでいたことに気づけた
  • 出来ていることもあると知れた
  • 自分のありのままの姿を客観的に見られるようになった

特にこの3つが大きかったと思います。自己肯定感が低いということは、それまで自己否定せざるを得ない環境で生きてきたんだと思うんですよね。だから、必要以上に自分はダメ人間なんだと思い込んでいました。

それは思い込みであり、育った環境から受けた呪縛だったと、だんだんと気づくことができて、自己否定を減らしていくことにつながりました。

書くことで、良くも悪くと自分というものを客観的に見られるようになること、これが自己肯定感を高めていくための大切なステップだったんだと考えています。

3.まとめ

今回は、実際に私がやってきた自己肯定感を高めるノートの書き方をご紹介しました。

ノートと書いていますが、ブログでもTwitterでもいいと思います。現に私は今やるなら「#(ハッシュタグ)褒め療法」と入れてTwitterを活用しています。同じタグでやっている人も多いので、他の人の褒め言葉を見るだけでもかなり効果がありました。

また、「始めたからには続けないと」と意気込みがちなのも自己肯定感の低い人の特徴だと思いますが、毎日出来なくても全然大丈夫だし、続けられない自分が悪いのではありません。

自己肯定感を育てていこうとこうして調べ始めたことだけでも、確実に前に進んでいますよね。ちょっとずつ、ほんの1歩でいいので、やれる時にやっていくことが大事だと思います。

自己肯定感を育てようと思うなら、1番大事なのは頑張らないことです。これまで、自己肯定感が低くて生きづらい中、頑張って頑張って生きてきましたよね。

ここからは自分を追い込まずに、背伸びしないで、自分の声を大切に生きて言って欲しいと思うので、お互いにゆっくりやわやわ進んでいけるといいですね。

ちなみに、このブログは「やわのんブログ」という名前ですが、やわのんとは、やわやわ、のんびりでやわのんと付けました。

やわやわは富山弁で、ゆっくりという意味があります。うつ病になるまで自分を追い込んできた私が、これからはゆっくりのんびり生きていこうと自分に誓って付けた名前なんですよね。

これを読んでくださった方も、ぜひやわやわのんびり生きて言って欲しいと願っています。

【参考サイト】

自己肯定感は「書いて」高める! 自分に価値があると気づける、3つのノート習慣

自分をほめる習慣のメリットがすごい。「ほめ日記」を1週間続けて得られた大きな収穫