HSPの自分自身を知るセルフチェック3選

HSPの当事者研究を進めるうちに、HSPがこの世界で少しでも楽に生きていくために1番大切なんじゃないかなと思うことが、見えてきました。

それが、【HSPである自分自身をよく知ること】でした。

自分のことは自分が1番分かっていると思われがちですが、案外1番わからないものが、自分自身だったりしますよね。

灯台もと暗しとも言うように、近すぎてわからない、客観的に見ることが難しいのが自分ではないでしょうか。

だからこそ、いろんな視点から客観的に自分ってどんな人間なんだろうと知ることは、

これから先どんなふうに生きていったら少しでも楽になれるのかを知れる一番の近道だと思います。

今回はそんな視点を与えてくれた3つの診断についてご紹介します!

1.自分を知ると何が変わるの?

高木のぞみ
こんにちは。HSPママの高木のぞみ(HSPmama_mibuki)です。

私が最初に知ったのは、HSPでした。

それだけでも、今までの重荷が少し軽くなった気がしました。

でも、HSPだけで私のすべてがわかるわけじゃないですよね。

HSPな所もあるけど、そうじゃないところだってもちろんあるわけで。

私が今回いくつかのセルフチェックを勧めるのは、いろんな方面から自分自身を知ることで、

背伸びをするのでも、卑屈になるのでもなく、等身大の自分に気づいて、自己否定が減ったらいいなと思うからです。

HSPで生きづらさを抱えている人の多くは、周りの人からの言葉はもちろんですが、それ以上に自分が自分にダメ出しをしてしまうこと、ありませんか?

  • こんなんじゃダメだ
  • なんでそんなことも出来ないんだ
  • みんなは普通に頑張ってるのに

こんな言葉を私は自分自身にかけ続けてきました。

こう言いたくなる時って、

  • 目指している目標が高すぎる
  • 周りとひたすら比べてしまう

こういう時ではないでしょうか。

等身大の自分もわからないし、そもそも人も目が気になりすぎて、自分自身が見えない時だったり。

だからこそ、一旦客観的に、

  • 何が得意
  • 何が苦手
  • どんな状況が好き
  • どんな状況は嫌い
  • 何に喜びを感じて
  • 何が苦痛で
  • 考え方のくせは何か

こういうことを改めて知るというのは、セルフチェックがとても有効です。

中には、こういう時は気をつけてねとアドバイスをしてくれるものもあります。

私はやって見て、今までどれだけ苦手で苦痛で合わない環境で生きてきたのかと愕然としました…

どうせ生きていくなら、少しでも得意で楽で苦痛にならない環境で生きていきたいですよね。

その道しるべのひとつとして、3つのセルフチェックをご紹介します。

2.おすすめのセルフチェック3選

2-1.HSSかnonHSSか

HSPを知った時に思ったのが、HSPの割に色んな新しいことを始めてしまうんだけど、やっぱりHSPじゃないのでは?ということ。

HSSでもあると知った時、その謎が解明されました。

ほかのHSPの人よりなんかややこしいと感じていたそのややこしさの正体がわかった感じでした。

こちらでHSSのセルフチェックができます。

あなたは刺激探求型HSP?

2-2 .あなたはどのタイプ? 16パーソナリティ診断

続いて、16パーソナリティ診断です。

こちらは世界的に認められている診断で、やったことがある人も多いかもしれないですね。

16通りに分類してくれるので、より自分の傾向を詳しく知ることができます。

私はこのセルフチェックを何年も前にやっていて、その時は【擁護者】でした。

しかし、ここ1、2年でまたやってみると、何度やっても【提唱者】に変わっていました。

この2つのタイプはそんなに異なるタイプではないので、極端に変わった訳ではありません。

この10年、自分自身とひたすら向き合ってきたので、いろんな思い込みが無くなって、素の自分に近づいた結果、診断が変わったのだと思います。

その時その時の等身大の自分が見えてくるとても面白いセルフチェックだと思います。

↓やってみたい方はこちらから

※10分ほどはかかると思います。

16パーソナリティ診断

2-3.内向型/外交型 セルフチェック

続いて、内向型か外交型かの診断です。

私は内向型なのですが、実は自分はずっと外交型だと何となく思って生きてきました。

人見知りはしないし、人と話すのは得意だし。

でも、セルフチェックをやってみて、内向型の傾向や考え方、効果的な休み方を色々知っていくうちに、

確かに内向型だとわかるようになりました。

幼い頃から、親や学校の先生の言うことを真に受けすぎえ、外交型を無理して演じてきたんだと思います。

社会の中では、ハキハキ喋れて、人前でも動じずに、いつも元気な人が望まれる風潮はないでしょうか。

HSCだった頃から、そういう空気感を人一倍察知して、必死にそうならないと、そうなれるようにと努力してしまったんですよね。

本当はずっと無理していたんだと気づくいいきっかけになりました。

内向、外交のチェックリストはたくさんありますが、今回はメンタリストDAIGOさんがニコニコ動画の中で紹介されていたセルフチェックをご紹介します。

何個当てはまりますか?
  1. 集団より1対1の会話の方が好きですか?
  2. 文章の方が自分を表現しやすいですか?
  3. 一人でいる時間を楽しめますか?
  4. 他人の財産や名声に興味がないですか?
  5. 世間話は苦手だけど、自分の関心がある有意義な会話は好きですか?
  6. 聞き上手だと言われますか?
  7. 大きなリスクを避けますか?
  8. 邪魔されずに没頭できる仕事が好きですか?
  9. 誕生日は家族や親友などごく少数で過ごしたい?(パーティーが苦手)
  10. 落ち着いてるねと言われますか?
  11. 完成するまで作品を見せたくないですか?
  12. 他人と衝突するのが嫌いですか?
  13. 一人でやる方が何事も早いですか?
  14. 考えてから話しますか?
  15. 楽しいことでも外出すると消耗しますか?
  16. 電話に出れる時でも出ないことがありますか?
  17. 忙しい週末よりも何もない週末が好きですか?
  18. 一度に一つのことしか出来ませんか?
  19. 集中するのは簡単ですか?
  20. 授業はディスカッション形式よりも一方的に聞く講義型が好きですか?

引用元:内向的な人の才能を開花させる心理学~誰でも外向的になれる方法とは?1/4

10個以上当てはまったら内向型の傾向があると言われていました。

3.まとめ

いかがでしたか?

今回は3つのセルフチェックをご紹介しました。

私は、HSPでHSSで、提唱者、内向型です。

ここまでわかってくると、自分が快適に過ごせるために何をやったら良くて、何をやったらダメなのか、手に取るように分かるようになりました。

休み方や、ストレス発散の方法、考えがまとまらない時にどうしたらいいのかなどですね。

だから今は、すごく生きやすいです。

無理している感じがしないし、背伸びしているような息苦しさもありません。

辛いことや悲しいこと、ストレスを感じることが減ったのではないんです。

今までは、世間的にこれくらい出来ないとだめ、出来て当たり前だと思っていたことも、

実はそれが苦手なことだとわかってからは、失敗しても自分を責めることはなくなりました。

だって苦手なんだから(笑)

またストレスを感じた時、しまった!この状況苦手なんだった、対処しなきゃというように、早めに手を打つことができます。

苦手で苦痛でストレスでしかない環境で、頑張り続けてしまうということが少なくなったんですよね。

ある意味、言い訳がたくさんできました。

これだから仕方ないよねって。

そんな言い訳ばかりじゃ向上しないじゃないかという声が聞こえてきそうですが、

背伸びばかりして苦しい状態よりも、

これは苦手なんだった次行こうと思えた方が、

向上する可能性はむしろ高いと思うんですよね。

等身大の自分自身を知って、方の肩力を抜いて楽に生きていける人が1人でも増えることを願っています。