小学校の入学前健康診断の時期ですね。
そのお知らせが来た頃から、HSC長男の特性から来る心配事について、入学前に相談したいなと思っていました。
しかし、市のホームページを調べてみると、就学相談会はあるものの、学校生活などの相談窓口がなく、どうすればいいか迷っていました。
幼稚園の先生に聞いてみたところ、小学校に直接電話して、相談できないか聞いてみたらいいよとのことで、早速電話をし、話を聞いて頂けることに。
同じような事で悩んでいる方も少なくないと思うので、今回はその時の記録を書いておこうと思います。
この記事の内容
1.【HSC】小学校 入学前に相談に行ってきた記録
1-1.HSC長男について小学校生活で心配していること
そもそもなんで入学前に相談をしたかったかと言うと、不登校になるリスクを減らしたかったから、なんです。
HSC強めの長男は、幼稚園での行き渋りもなかなかで、学校という独特の場に出た時に、耐えられないかもしれないという事柄がたくさんありました。
中でも、給食と担任の先生に関しては、かなり心配しています。
かなり改善されてきたとはいえ、偏食はなかなかです。現状は、白米やうどん、パンなどの炭水化物は混ざりものがなければ大丈夫です。野菜も大根や人参、きゅうりなど食べられるものもあるけど、あくまで単体の場合のみ。
何かと混ぜてある、素の姿では無い、料理された形になった途端、食べられないんですよね…給食によく出るカレーなんてとんでも無く、むしろ食べれるものあるかな?と言った感じです。
現在の幼稚園では、持ち込みの白米と、食べられそうなおかずを数口、食べられるおかずがない日は、白米のみを食べています。
幼稚園は許されていたとしても、小学校がそれを良しとしてくれるのか…。
令和の時代に食べ終わるまで居残りなんてことは無いと思いつつも、担任の先生が完食にこだわりがある人だとわからないなと不安は尽きません。
また、HSCあるあるだと思いますが、ビビりというか、例えば大きな声で怒鳴る先生が居たら、夜泣き再開だろうし、学校ももう次の日から拒否だろうなとも思っていました。
これは、息子が怒られた場合ではなく、人が怒られていても…なんですよね。
小学校程のクラスの人数をまとめる時、ふざける子だっているだろうし、話を聞いてくれない子だっているだろうから、先生が声を張り上げなきゃ行けない時は少なくないと思っています。
なので、この辺の不安要素を先に伝えた上で、息子の通う小学校での指導方法を知っておきたかったんですよね。
1-2.HSCだと言うことを小学校に伝えた方がいい?
学校に行く前に、HSCという言葉を出して伝えるかどうか悩みました。
HSCのための子育てハッピーアドバイスには、最後のところに、印刷して学校に見せてもいいページというものがあります。
それを持って行くと言う方法もありました。
ですが、今回はHSCとは言わずに、息子の困り事のみ伝えました。
それは何故かと言うと、この相談が学校側と初めて話す場だったからです。HSCについての学校側の理解がどんなものが分からないのに怖なくて出せなかったというのが正しいかもしれません。
HSCはかなり認知されてきたとはいえ、
- 発達障害のひとつでしょ?
- 心が弱い子たちでしょ?
- なんかの病気?
- なんか配慮してってこと?
など、かなり誤解が多いのも事実です。
もし誤解されていた場合、逆に今回の相談が息子にとって変なレッテルを貼らせてしまうと思ったんですよね。
ですが、今後の面談などで担任の先生の人と柄がわかってきて、かつ伝えた方が息子のことを分かってもらえると思えば、伝えることもあるかもしれません。
1-3.話をしに行った結果
息子の通う小学校では、個別の相談の窓口は教頭先生になっているようで、じっくりとお話を聞いて頂くことができました。
まずは給食について、現状をお話しました。先生から言われたのは、昔のように完食するまで居残りなんてことはなく、基本今の幼稚園と同じような対応になりますと言われました。
食べられるものだけ、食べられる量だけでいいし、混ぜご飯の日が無理なら、その日だけ白米持参でも大丈夫ですと。
正直、え?いいんですか?と思いましたが、物凄くほっとしました。
怒鳴る先生に関しては、2クラスあるため、できるだけ穏やかめの先生のクラスに入れて欲しいとお願いしました。
先生方も、危ない時などは大きな声を出すけれども、その他の時に必ずしも大きな声を出すことがいい方向に進むとは限らないのは分かっているので大丈夫ですよと言って頂けました。
こんな感じで相談の時間は終わり、この環境ならなんとかなるかも、と思えました。
2.新しい環境が苦手なHSCが小学校入学前にやっておくといいこと
上に書いた内容の他に、希望があればどうぞと勧められたのが、
- 入学式の下見
- 学校見学(給食の様子など)
でした。
以前に、新しい場所に不安感が強い子の対応をしたことがあるそうで、その時は入学式の準備(垂れ幕やたくさんの椅子)が整った状態で、どこから入場して、どこを通って、あなたの座る場所はここね、というような予行練習をされたそうです。
すると当日もその後も、なんの問題もなく過ごすことができたお話もお聞きしました。
確かに息子も新しい場所、いつもと違う環境には固まってしまうので、入学式の予行練習も給食の見学もぜひさせて頂きたいなと思いました。
3.まとめ
小学校は、私自身も苦手意識があり、相談に行くまでドキドキしていました(笑)
ですが、色々お話をさせて頂き、先生の方からも、事前の相談のために時間を取る事は全然ウェルカムですと言って下さり、学校側としても知らずに問題が起きてしまってからでは大変だよなと思いました。
過保護と思われないかともヒヤヒヤしましたが、息子が新しい環境に適応出来るように今動いておいて良かったなと思いました。
気になることがあれば、早めになんでも聞いて見ていいんだなと、改めて思いました。小学校入学に向けて、不安のある方はぜひご相談されることをおすすめします。